【芸術祭】make:Ogaki Meetingに行ってきた

最近、あいちトリエンナーレという芸術祭が
名古屋を中心に行われているが、実は大垣でも、
岐阜おおがきビエンナーレという芸術祭が
昨日(2010年9月26日)まで行われていた。

その活動のひとつとしてmake:Ogaki Meetingという
ITやメカ、映像などを駆使したものづくり、
いわゆるメディアアートの展示会が開催されていたので観てきた。

※絵画や彫刻など古くからあるアートではなく
ITやメカ、映像など近代的な技術を使ったアートをメディアアートという。

メディアアートの展示会は、
なかなかお目にかかれないので非常に興味深かった。

印象は一言でいうと「いい意味」での「バカばかり」。

出展者たちは、くだらねーということに
時間やお金をかけて、ものづくりに勤しんでいた。

たとえばアナログフォトフレームと称して
印刷された写真を電子制御のカラクリで一枚一枚めくるもの(材料費3万ぐらいとかw)や



映像に相撲取りのステータスや効果音が表示されるデジタルとんとん相撲、


機械じかけのオセロ対戦マシーン(動作が遅いので対戦に1時間を要するw)、


指に靴の人形をはめて床をトントンすると走る音やジャンプする音が鳴るものなど。

他にもいろいろあったんだけど
写真を撮り忘れたのが残念!

言葉では伝わりにくいが
別にITやメカを使わなくてもいいじゃん
高いお金かけてやらなくてもいいじゃん
いやいや、そこをあえて作りました、
というような作品ばかりだった。

でも、その無駄さ加減が
観る人に驚きや楽しさを与えており
従来の芸術と同じように生活を、
人の心を豊かにするパワーを感じた。

だから、岐阜県は駅前ビルとか、
従来のハコモノにお金をかけるのではなく
こういう活動の場に対して、または人材に対して
もっとお金をかけてほしい。

これからは(今もだけど)知識労働者が生産を引っ張る時代。

このような場が増えれば、知識労働者が増え、
大きな生産を生むことに、ひいては経済の発展に
繋がるのではないかなあと。

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